2011/10/29

『小5長男に物乞いさせる  乞食父逮捕』 だそうで

しばらく前の記事ですが、
『小5長男に物乞いさせる  乞食父逮捕』 
だそうで。


以下、記事より転載。


小学5年の長男(11)に物乞いさせ、200円を受け取らせたとして、
大阪府警吹田署は18日、児童福祉法違反容疑で、大阪府池田市、建設作業員の父親(33)を逮捕した。
調べに「子供が勝手にやった」と容疑を否認しているという。
逮捕容疑は9月12日夜、同府吹田市豊津町の大阪市営地下鉄御堂筋線江坂駅前で、
長男に「財布を落としました。100円でもいいので貸してもらえないですか」と物乞いをさせ、通行人の女性(31)から200円を受け取らせた疑い。
同署によると、長男は「父親から『財布を落としたと言えば、知らない人からでもお金がもらえる』と言われ、
5、6回で2000円ぐらい受け取った。お金は全部父親に渡した」と話している。



http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111018-00000094-jij-soci


どう考えますか?
とても判りやすいのですが、親が悪い。
そして日本では、『こじきをし、又はこじきをさせた者』は、軽犯罪法で罪になります。
するのも、させるのも犯罪です。
ウィキペディア等を見ると軽犯罪法がとても広い範囲であることも判ります。
特に軽犯罪法に抵触するような行為というのは、常識的な範囲で周囲に実際の被害や不快感、恐怖感、嫌悪感などを及ぼす事の無い様な事柄について決められている法律です。


これらの事が、常識的な範囲で決められていると敢えて書きましたが、これらのことについては、学校ではなく家庭で子供にしてはいけないこととして教えなくてはならない内容だからです。
これらが、犯罪であるという説明や教え方ではなく、社会で生活していく中で守るべきマナー・ルールであるという位置づけです。
軽犯罪法の中には、抵触するほどの程度でなかったとしてもしない方がいいと言う内容が多く入っています。
つまり、日常生活の中で理解した上で『その様なことはしない』と教えられる内容です。


しかしながら、個人の自由だとか個性であるとか、自分が決めたとか何の根拠にもならない理由でそれらを軽んじる人間が非常に増えています。


このブログで取り上げている記事の人物に関して特に言及するのであれば、おかしな価値判断で自分を正当化し、犯罪行為が何なのかもどういう範囲かも知らないままに犯罪や犯罪に近い行為をして、何ら省みることのない人物たちが多いと感じます。


聖人君子になれと言っているつもりはありませんが、よく理解もしていないことばかりな自分を根拠のない理由や思い込みで正当化し恥を恥とも思わないような人間は、存在自体が迷惑です。
また、そういう人間に限って、自分に被害が出た場合には、異常とも思えるような根拠のない理由や思い込みで権利を主張します。
恐ろしいことです。
更に自分の権利や主義・主張が通らなければ逆恨み。
存在自体が、害悪。


少しでも人間らしく社会の中で生きるつもりがあるのであれば、今からでも
  ・やっていいこと
  ・やってはいけないこと
  ・出来ること
  ・出来無いこと
この区別が付けられるように必死になって調べて身に染み込ませた方がいいと思います。
もちろん、子供にもそういう事をキチンと教えなければ自分と同じ様な人間が育ってしまいます。


自分は、いつでも不完全な人間だと謙虚に思って欲しいものです。

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